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家庭学習のサポートツールが多すぎて何を選ぶべきか迷う親
今は、スマホやパソコン、タブレットが充実し、それを利用してネットにどこでもアクセス可能なため、簡単に問題の解き方や学習の仕方、そして解説動画にアクセスすることができます。家でも自由自在に子供のための勉強が、ほぼ無料でできそうな気がします。
しかし、実際ネット情報で親塾を開設しようとすると、いったい何から手をつけていいか迷うはずです。ユウチューブひとつ取っても動画は無数にあり、いったいどれを信じて学習を進めたら良いのか迷います。
ネットには、有益な情報と、詐欺に近い偽情報が無数にあり、情報が氾濫しています。まさにその情報を選ぶ知識が親には必要となるわけです。
通信教育は、素人である親を助けてくれる
毎月のお金は安いものではありませんが、通信教育は、やはり信じてついていくことのできる一つの羅針盤としての役割を果たしてくれます。
実は我が家の息子も2歳頃から幼稚園の終わり頃まで通信教育の契約をして、毎月学習を進めていました。正直、便利でした。子供の勉強は毎日が基本になります。子供が小さいうちはまだ遊び同様ですが、今の通信教育はDVDが付いていたり、付録も充実しています。ネットで良い情報を探し、書店で製品を選び、あれでもこれでもないと考える時間が省け、その分学習に集中することができます。
自分自身の学力に全く自信のないお母さんお父さんが親塾を始める場合は、まず通信教育と契約し、それを利用しながら自分自身も勉強していくといいかもしれません。
子供が通信教育に興味がなくなり溜まり始めた時の対応
ただ、通信教育は、やらずに溜めていってしまう人が多いのも事実です。親が勉強を教えていたとしても、他のするべきことが多くなる小学校高学年から、やらずに溜めてしまう人が増え始めます。中学生、高校生になると全くやらなくなる子供もいます。そのような時はどうすることが良いのでしょうか?
もし、退屈でやらなくなってきた時は以下のことをチェックしてみましょう
- 隅々までやろうとしていませんか?簡単すぎたり難しすぎるところは飛ばして、楽しくできる範囲を利用しましょう。
- 問題集の雰囲気や、問題レベルが合わない、また、良問と思えないことがある場合は、レベルがお子さんに合ってないかもしれません。状況に応じて他社に切り替えたり、契約を解除して自分で選んだ問題集に変えることは必要に応じて考えましょう。
- あくまでも通信教育はペースメーカーです。それ自体が学力を上げてくれる訳ではなく、どういう問題が受験には必要かを教えてくれます。子供にそれが合うか合わないかを見極めるのは親が判断して、取捨選択が必要です。(主に小学生までは)
- 中学生や高校生は、問題についていけるかいけないかが大きな判断材料になります。学力には個人差が大きいため、問題集のレベルが合わないと、やらずに溜まっていっても仕方がありません。合わないと判断した場合は、迷わず市販の問題集に切り替えましょう。
- 週1回だけでも信頼できる学生の家庭教師に来てもらったりして外部の意見を聞くのも一つの手段でしょう。
どの通信教育教材を選ぶべきか?
各社、ネットやタブレット、アプリを駆使して競争をしています。最初はどれを選んで良いかわかりにくいと思います。一番最初は、大手の実績が多い定番から試してみてはいかがでしょうか?
高レベルな通信教材の代表 Z会
学校の勉強が比較的得意、中学受験も高いレベルを目指すならZ会一択かもしれません。価格の受け止め方は人それぞれですが、塾より圧倒的に安いことには変わりありません。親がしっかり時間を取ることができる家庭は、効果的に使うことができるのではないでしょうか
月額費用 4000円程度
通信教材の王道 進研ゼミ
実績からすると安心感があります。教材もよく考えられており、親がしっかり日々の学習をフォローできれば、費用対効果は抜群。レベルは標準ですが、様々なコースが用意されているので様々なレベルの子供たちに対応できます
月額費用 3000円程度
価格で選ぶなら スタディサプリ
数々のアイデアで出版界を牽引するリクルートが立ち上げた通信教育。価格が魅力的ですね。高校生には良いかもしれません。
教材を生かすも殺すも本人次第です。
月額 1000円程度から
高校生はこちら
受験生の2人に1人が利用する圧倒的なわかりやすさ!まずは無料でお試し。
小学生もあります
1日15分から、たまに休んでも習慣付けを
いかに習慣にするか
ここが親の力の見せ所です。小学、中学1、2年までは、とにかく一緒に勉強しましょう。
無理せず、しかし、締めるとこは締めて、頑張りましょう。